にしんの切りこみ 冷凍版250g

  • 600円(税込)
 化学調味料・保存料無添加でつくるマルコウの「伝統の味」は地元の酒肴・生珍味として根付いてきております。

 冬期間の仕込みから熟成期間を経て春先に出来上がりました。暖かいごはんやお酒と一緒にお楽しみください。


【原材料名】にしん、米こうじ、みりん、食塩、食酢、とうがらし
【内容量 】 250g
【保存方法】 要冷凍

 ●にしん切りこみ物語

 「最近、親から送られてくる荷物の中に切りこみがあってさ。
 なんかこう、好きになれない味っていうか、何ていうか。」

 「ちょっと、切りこみ造ってくれない?」

 というやり取りを、本州に就職した親友としたのが2005〜2006年頃だったと思います。

 福原、ニシン屋でありながら恥ずかしながら・・・昔食べた切りこみが忘れられないほど

 「ニガテ」

 でした。
 
 ニシン屋である以前に、普通の昭和50年生まれ男ですから
 コンビニや弁当屋、さらには外食チェーンやファストフードの発展と共に生きて参りまして、
 「切りこみ」なんぞは「食べなくても問題はない食品」どころかむしろ

 「食べずに済まそう」

 というカテゴリーに分別されていました。

 なので、親友が言わんとしていることが分からないほど切りこみを食べたことがありませんでした。

 そこで早速、何種類かのメーカー市販品を買って来て食べてみました。
 
 ・・・が、問題発生。

 「よーし、じゃあ切りこみを造ってみるかぁ!」というテンションに、まったくなれません。
 「どうせ造ってもこうなるなら、造らなくても良いんじゃないの?」という気持ちがヤル気よりも先に来ます。

 そんなことで逡巡していると、周りにも相談したりするわけです。

 その相談相手の中に

 「今の売ってる切りこみは、たくさん作るために色々な添加物が入るから昔の味と違うのさ」

 と教えてくれたおばあちゃん。

 聞いてみると、今はもう面倒くさいからやめたけど毎年切りこみを造っていたのだと言うじゃないですか!!
 コクがあってまろやかで、売っている物とはまったく違う物だとも。

 あぁそうか。これだ!!

 近所のおばあちゃん数名から切りこみの作り方をインタビュー。
 受け継がれた伝統の味。

 その中で塩分や糀の分量、ニシンの切り方などを組み合わせアレンジ!!

 そして出来上がった第一回目。


 え?こ、これが切りこみなのか???
 市販品と全然、ぜんっぜん違う!!美味い美味い美味い美味い美味い!

 身がプリプリ、糀の熟成によるほのかな甘み、さらに角が取れて丸みを帯びた塩分。

 即、商品化決定。


 当初、まったく売れませんでした。

 やはり、量産品よりも割高ですし、当時の本流は一般的な市販品の切りこみだったわけですが、
 製品となって継続的に製造・販売すること約10年。

 今では「福原の切りこみは、ベツモノ」と、余市・小樽で指名買いのまとめ買いされるほどにまでなりました。

 また、イタリアンレストランで「和風アンチョビ」としてピザやパスタに利用されたり
 町内の居酒屋でお通しとして使われたりと、幅広く愛されております。


 通好みの味、にしんの切りこみ。

 おススメです。


 二代目社長・福原江太
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