「会長、無理です。コストが高くつき過ぎて普通のお店では売れません。」
「あん?したら売らないば良いべや」
・・・。
15年前、福原家ではこのような、およそ会社とは思われないような会話がなされていました。
とんちか?
とんちなのか??
本気?
息子(現社長・当時平社員)は、意味が分かりません。
それから15年。
普通の糠にしんは、カズノコを取り出した後のニシンを糠に漬け込むのですよ。
カズノコで儲かってるから、ニシン本体の価格はさほど掛かっていない。
良いんですよ、美味しいんだからそれで。
だって言うのに、わざわざ福原会長はカズノコに栄養が行く前のニシンを使って漬けてみた。
これが・・・美味かった・・・常軌を逸する美味さだった・・・
それまでの糠にしんをさほど好きじゃなかった息子(現社長)も焼いて食べてみると・・・
「うぅ!」っと唸るや、黙々とそれを食べつくした。
美味い!
調味液による味つけではなく、ただでさえ脂バツグンの時期のニシン本来の脂の甘みが
絶妙な塩加減と糠床の熟成により引き出されている。
こ・・・こんなに違うのかッ?
・・・しかし美味いけどカズノコが無い分、ダイレクトにコストはかかる。
結果、お店に並ぶ時の小売価格が他メーカーの倍の値段となり、スーパーでは売ることができない商品となる。
「会長、無理です。コストが高くつき過ぎて普通のお店では売れません。」
「あん?したら売らないば良いべや」
そういった理由により福原家の糠にしんは、知り合いへの頒布から始まりました。
クチコミに次ぐクチコミ。クチコミでしか広まりようが無いのでクチコミで広がり続け、
やがて地元の魚屋さんで売られるようになり、お土産屋さんで売られるようになり、さらには町内外の飲食店でこだわりの逸品に使われるようなって今に至ります。
この文章をいったいどれだけの人が読んで下さるのか分かりません。
ふつう、私もネットショップの商品紹介の記事は読み飛ばします。
しかし!
ごくごくまれな、読んで下さる方のために、私は愛と情熱を以て文章を書きます!!
おいしい幸せを食卓に届けたい!!
(息子 現社長)
【おいしい幸せを食卓に届けたい!福原家お手製 ぬかにしん】
原材料 にしん、米糠、食塩、とうがらし、調味料(アミノ酸等)
発送方法 冷凍
賞味期限 解凍後、冷蔵庫で1ヵ月間
パッケージサイズ (横)250×(縦)150×(高さ)25 ?
重量 約400g前後
お近くのお店も、ぜひご利用ください。
- 【余市】柿崎商店、道の駅・よいち味覚マルシェ
- 【小樽】小樽駅・タルシェ
- 【仁木】きのこ王国